最近もやしの価格が安すぎる!ということで
ニュースにもなっていましたね~。
もやしもいろんな品種がありますが
350年以上前から栽培されている
幻のもやしをご存知でしょうか?
【 大鰐温泉もやし 】
青森県津軽地方の伝統野菜「大鰐温泉もやし」。
その歴史は350年以上前からあります。
津軽の御飯屋があり津軽三代藩主信義公が湯治するときには
必ず献上されたと伝えられています。
その栽培方法も今まで口外されることない
まさに幻のもやしだったのです。
今は後継者を増やすために基本的な栽培は明らかになりました。
門外不出の「小八豆(こはちまめ)」という在来種は先人が選び抜いたもので
これに温泉熱、温泉水で育てるもやしはまさに絶品。
驚くほど長い豆もやしに独特の芳香とシャキシャキとした歯ごたえが特徴です。
旬はまさに冬の時期です。
【 調理方法 】
普通のもやしのように調理して食べることが出来ます。
炒め物や鍋にしたり、和風はもちろんイタリアンにも使えます。
今回は大鰐温泉もやしの歯ごたえを感じたいと思いシンプルな炒め物にしました。
フライパンでごま油をひきニンニクを炒めます。
ある程度色が付いたら、大鰐温泉もやしを投入します。
あとは味噌と豆板醤を絡めて完成です。
【 栄養・機能性成分 】
主に
・ビタミンB1、B2
・アスパラギン酸
・フラボノイド(ポリフェノール)など
アスパラギン酸は疲労対策や二日酔いにも効果があるといわれています。
大鰐温泉もやしに含まれるフラボノイドは女性ホルモンのエストロゲンに
似ていることから更年期障害や乳がんなどの予防にも役立つと言われています。
【 最後に 】
先日、こちらの担当の方から少しだけお話を伺いました。
現在、栽培されているのはわずか七軒。
古くから変わらず育てられている大鰐温泉もやしを
代々受け継いでいます。
本当にかっこいいと思います。陰ながら応援させていただきます。
いずれ大鰐温泉に訪ねますので、その時は改めて報告します。