少し冷え冷えするこの時期は
八百屋さんやスーパーさんに並ぶ野菜たちも
夏とは違った魅せ方をしてくれますね。
その中でもおすすめの一つが
“”スティックセニョール””です~!
【 スティックセニョール 】
何だか可愛い見た目でしょ?
西洋風のネーミングですが
日本の種苗会社が開発したブロッコリーと中国野菜の芥藍(かいらん)の
掛け合わせです。
もちろんブロッコリー同様にアブラナ科の野菜です。
茎が長く細いので、花蕾(からい)と一緒に食べることが出来ます。
アスパラのようにコリコリして美味しいのでおすすめです。
旬は秋から冬。特に寒い時期が美味しいでしょう。
【 保存方法 】
ブロッコリーと同様に呼吸作用が盛んで
鮮度が落ちやすいので、購入したら早めに調理していただきましょう。
少し湿らせたペーパーなので包み冷蔵庫(チルド室)で保存するのが良いでしょう。
または一度茹でてから、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存するのもおすすめです。
その際は固めに茹でる(一分以内)ことを心がけましょう。
【 調理方法 】
調理をする前に根元の部分を少しだけカットします。
それからお好きなサイズに切っていきます。
茹でるときは基本的にブロッコリーと同様に
沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れます。
茎と花蕾を別々にした場合には
先に茎を入れて二分程度茹で
その後に花蕾を一分半くらい茹でるのが個人的にオススメです。
ブロッコリーもそうですがお好きな固さを見極めてみるのも楽しいですよ。
今回僕はそのままシンプルにそのまま茹でてみました。
三分茹でましたが、スティックセニョールの形を楽しみつつ
いただくことが出来ました。
茹で上がった後、皿などに移しかえて終わりです。
この時に注意してほしいのが、花蕾の中に残っているお湯を
しっかり切らないと、時間が経つにつれて食味が落ちるので気をつけましょう。
それと茹でた後に水に浸けるのもNGです。スティックセニョールに含まれる
ビタミンCは水溶性なので折角の栄養が抜けてしまいます。
たまに太いスティックセニョールを見かけることもあるので
そういった場合は茎を縦に四等分にしたり工夫してみてください。
【 栄養・機能性成分 】
おもに
・ビタミンC
・葉酸
・ビタミンK
・ビタミンE
そしてアブラナ科野菜にあるイソチオシアネートの一種スルフォラファンが
含まれています。こちらはガン予防にも効果があると言われています。
ビタミンCは水溶性なので、調理の際に茹で過ぎると栄養が逃げてしまうので注意しましょう。
ちなみに茹でたあとに残った茹で汁を味噌汁や
その他スープなどに入れると旨みが増しますよ~!
【 最後に 】
いかがでしたでしょうか?
普段食べているブロッコリーも美味しいですが
たまにはこういった変わった野菜を食べてみるのも
楽しいですよね!
食べやすい野菜のひとつなので
野菜嫌いの子供も好きになるかも!?