えっ?きぬかつぎ!?と思われる方も
そうでない方も今日は「きぬかつぎ」について
ご紹介します。
里芋(悪戸いも) こちらも参考にしてみてください。
【 きぬかつぎ 】
まず、「きぬかつぎ」とは野菜の品種名でも何でもありません。
これは里芋の料理・食べ方の呼び方です。
食べ方としてはとてもシンプルで
里芋を皮付きのまま茹でるか蒸して
食べるときに皮から中身をちょろっと出して味噌や塩につけて
楽しむ食べ方です。
里芋の風味を楽しむ粋な食べ方ですね~。
きぬかつぎの名前の由来は
平安時代に高貴な婦人が顔を隠すために
衣を被ることを「衣被き(きぬかずき)」と呼び
里芋の薄い皮から白い顔がひょっと出るのが
衣被きに見えるので里芋の食べ方にも「きぬかつぎ」と
呼ぶようになったようです。
【 調理方法 】
ネットでも調べると色々とやり方が載っています。
自分がやり易い食べやすい調理方法が良いと思います。
今回は個人的に一番食べやすい方法をご紹介します。
・まずは里芋を洗い泥を落としていきます。
・頭かお尻の部分どちらか片方を切り落とします。
・鍋に水と里芋、塩をひとつまみ入れ火にかけます。
・沸騰したら弱火にして20~30分程度、串が通るまで煮ます。
・鍋から出して粗熱をとります。
味噌はお好みで作ってみてください。
ちなみに今回は本わさびを摩り下ろし
里芋の上にちょこんと置いて食べました。これはたまりません。
(特にお酒好きな人には!?)
一番のポイントは鍋に入れる前の里芋の切り方です。
里芋の半分のところをぐるっと一周包丁で切り込む方もいますが
食べるときに皮が剥きづらいと感じました。
そこで里芋のお尻(親芋との切り口があるほう)を平らの切る落とすだけで
ツルッと皮が剥けて簡単に食べれるのでおすすめします。
それと蒸すやり方もあります。
茹でる場合、少し茶色く変色する場合が見られますが
蒸すとその変化はみられません。
しかし味は茹でたほうが風味がグッと感じられますので
個人的には好きです。
【 最後に 】
いかがでしたでしょうか?
里芋(悪戸いも) こちらも里芋について
書いてあるので参考にしてみてください。
野菜の味を知るにはまずはシンプルに!
是非お試しあれ!